土方本ではNo.1
馬引き沢忠助を土方の間者忠助としてストーリーティラーに置く、他者の作品とは一風変った筋運びを持つ。 土方と女盗賊,山崎,忠助,桂の巡りあわせにドキドキしながら、しっかりと史実の時間軸を追っていく上手さに加え、立場ごとの心情を丁寧に扱った、誰も悪人の居ない公平さも非常に好感である。 こと、土方に関しては、彼の多摩言葉と気風の良さ、それを根底にした心のあり方などが魅力的で、多々在る物語の中でこれ以上の男っぷりは無い。 土方を魅力的に書いた物語で在る為、必然的にいい男を物語るに必要なフィクションが多分に描かれているが、作者の嫌味の無い作風がくどく感じさせずにとても気持ちよく受け止める事が出来る。近藤・沖田は勿論、助勤以下の隊士も丁寧に書かれており、特に土方が戦地で唐突に聞かされる原田の最後のエピソードは見事の一言。
小説としてならGOOD
全5巻読みました。 新選組を基にして想像をふくらませて書かれた小説、と思って読むのならなかなかおもしろいと思います。 私はところどころじ〜んときました。どんどん先を読みたくもなったし…5冊まとめて買っておいて良かった。 でも、史実に忠実じゃなきゃダメっていう方には、あまりおすすめじゃないかな…?時々人名など、え?って思ったりしたので…
新撰組じゃなくても・・・
新撰組の面々が脇役に追いやられ、とても勝手な感じがする。 内容もいまいち、なんといっても読んでいて描写が浮かばない。 別に新撰組じゃなくてもいいじゃないの? これなら架空の剣客集団でやった方がいいと思う。
誰が主人公?
清水の舞台で偶然出会い、土方の隠密となった元ドロボウの忠助と、池田屋で死んだ長州の吉田稔麿の恋人のこれまた盗賊のお多加の二人を軸に描かれる、広瀬新撰組第1巻。 池田屋から蛤御門までが描かれている。 新撰組では土方と沖田、山崎などが登場するが、彼らはあくまでも脇役。 新撰組の史実に基づいたドラマを読みたいと思っている方には不向き。土方に惚れ込み、隠密をする忠助と、新撰組を敵として桂をかくまうお多加という人物の物語。 あまり盛り上がらず一巻が終わってしまった。タイトルに期待して、濃い新撰組の活躍ぶりが読めるかと思ったら違ったので残念。
文藝春秋
新選組風雲録 激闘篇 (文春文庫) 新選組風雲録 落日篇 (文春文庫) 新選組風雲録 函館篇 (文春文庫) 新選組風雲録 (戊辰篇) (文春文庫) 土方歳三散華 (小学館文庫―時代・歴史傑作シリーズ)
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